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缶詰晩酌道場
友人が結婚をした。気の置けない友人の結婚ともなると、来たるXデーまで含めていつも以上に深酒が続くもの。初霜の報せが方々で聞こえ始める頃には、楽しい席もひと段落ついたのだが、おいらの身体も悲鳴を上げ始めた為、久方ぶりの我が家での夕食となった。
サクッと一杯飲んだら眠ることとしよう。
宅飲みのアテで大切なことがある。それはご家庭単位で家族に美味しくあてを振舞うこと。我が家は小中高校生と連なる賑やか家族。うっかり高価な缶つまの燻製牡蠣なんて買ってしまうと、数が足りなかったり、お子様のお口に合わなかったりするのだ。
そこで今夜は明治屋のソーセージ。
ソーセージなんてポピュラー過ぎる。それ故、缶詰となると珍しさもひとしお。しょっちゅう食ってる奴がいるとすれば自衛隊くらいなもんだろう。だってこんなのわざわざ買わないもんね。したがって作るところから皆興味津々、例によって超簡単なのでサクッとご紹介させていただこう。
【材料】
【作り方】
ソーセージ缶にカレー粉を適量入れてグツグツあっためる。コンロでもなんでもいい。ポイントはひたひたよりちょい少なめに水を入れてやる。グツグツし始めたらチーズを乗っけておしまい。
以下連続写真を参考いただくとよろしい。
1. ソーセージ缶とS&B
2.カレー粉適量投下
3.水を入れて缶詰加熱、今度はオーブントースターで10分
4.チーズを山盛りトッピング、3,4分加熱
5.ベジートをひとまわし
6.うま〜い
文句なしに簡単、うまい。缶詰アレンジってやつは、缶詰という構造をいかにうまく活用するかも大事なポイント。器だけでなく鍋やフライパンの役割も果たしてもらい、その機能をフルに活用してやろう。
さて、今回は仕上げに秘密兵器を投入。ソーセージ、カレー、チーズ・・・これに足りない要素と言えば野菜だ。そこで先日手に入れた、野菜の旨味を凝縮した野菜オイル『ベジート』のご登場。
何にでもかけるだけ調味料オイル。そんなポジションの野菜の旨味オイルだ。
94gで2200円、少々値は張るが、こういったシンプルな料理を一足飛びにグレードアップさせる力がある。
恵比寿のめんどくさそうな有名シェフが作った限定オイルなのだが、ざま〜見やがれ!缶詰にぴったり激ウマじゃっ!しかしこの作戦はうまくいった。
大人好みで若干スパイシーさがささくれ立ったS&Bのカレー、こいつの角を見事に削いで調和させ、コトコトと野菜を煮込んだかのような旨味を感じさせる。これはアウトドア料理にぴったりじゃないの。カップラーメンにも素晴らしく合うと思うぜ。
ところでこのオイル、作ったは本人はご存知なのだろうか?缶詰、インスタントカレー、即席麺に抜群の相性をみせるベジートの素晴らしさを。
(本当言えば、下衆と言われそうな使い方しか思いつかないだけ、スンマセン。)今度は、マヨネーズと塩胡椒だけで作るサラスパにかけてやることとしよう。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。