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以前、「クリームチーズのオイル漬け」を紹介したが、実はこのオイル漬け、おつまみとして食べるだけではもったいない。ソースに使うと絶品なので、ワインなどを飲んでいる時に「あ、デンプン欲しいなぁ」と思ったときにすぐできる「クリームチーズのペンネ」を紹介したい。
オイル漬けするチーズにクリームチーズを選んだのはソースにもアレンジできるから。フライパンで熱っするだけで、ハーブとニンニクが効いたオイルの旨味が入った、トロッと濃厚なチーズソースが出来上がるのだ。
クリームチーズのオイル漬けが手元にあれば、あとはペンネを茹でてフライパンを熱するだけでできたも同然。ニンニクとハーブの効いたオリーブオイル、そしてチーズの旨味はもうそれだけで気分はトラットリア!
【材料】(1,2人前)
【作り方】
1.ペンネを塩を入れた湯で茹でる。ソースには塩を入れないので、茹でるときは分量の塩を入れ、ペンネにしっかり塩気をつけるのがポイント。塩を入れるとペンネにコシも出る。
2.ペンネを茹でている間に、フライパンにチーズを漬けていたオイルを入れ、にんにくの薄切りを弱火で炒める。
3.にんにくがきつね色になり、香りが立ってきたら漬けたクリームチーズ、ドライトマト(漬けていなければなくてもよい)を入れ、チーズをへらなどでつぶして溶かす。
4.アルデンテで茹で上げたペンネを、茹でた湯少々と一緒に③に投入し、よくからめて出来上がり。皿に盛ったら粗挽き胡椒をかける。
何かをオイル漬けにすると、漬けたものにスポットがあたりがちだが、実は漬けたオイルは抜群の旨味を発揮する。
ローリエやローズマリー、ニンニクや鷹の爪などが入ったオイルは、ソテーやパスタはもちろん、炒め物やドレッシングにも存在感がある旨味を加えるのだ。だから、オイル漬けに使うオイルはぜひ、上質のエキストラバージンオリーブオイルを奮発してほしい。
私などは、漬けたものをいただくよりも、むしろ何を漬けたら出汁が出てオイルがおいしくなるかを考えているぐらいだ。
オイル漬けは常備菜としてぜひ用意していただきたい。ちょっとしたおつまみ作りには欠かせないのだ。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。