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「秋鮭」の名で知られるように日本の鮭の旬はもう少し先ですが、トラウトサーモンはこの時期に旬を迎える魚です。主にチリやノルウェーなどで養殖されているトラウトサーモンは、元々ニジマスを品種改良したもの。クセがなく安価で、マリネや寿司ネタとしても親しまれています。
あるアンケートでは好きな寿司ネタランキング1位にもなっている、日本人が大好きなサーモン。今回はトラウトサーモンをエキストラバージンオリーブオイルに漬ける「オイル漬け」と、サーモンのオイル漬けを活用したおつまみにもぴったりのレシピを3つご紹介します。
1. サーモンは全面に塩をし、常温で15分ほど置く。水分を拭き取り、胡椒を振る。
2. 清潔な容器にサーモンとハーブを入れ、エキストラバージンオリーブオイルを注ぐ。
3. 冷蔵庫で保存する。数時間後から食べられます。冷蔵庫で1週間ほど保存可能。
サーモン全体が浸るよう、エキストラバージンオリーブオイルを注ぐのがポイントです。しっかりと塩漬けしたあとオイルに漬けるレシピもありますが、今回はさまざまな料理にアレンジするため、塩味は下味程度にしかつけていません。そのため、1週間程度で食べきるようにして下さい。
ハーブはタイムやローズマリーなど、お好みのもので。今回使用した、魚と相性のよいディルもおすすめです。また、エキストラバージンオリーブオイルは使う種類によって風味も全く変わってきます。今回使用したルイーザは、クセもなく濃厚な味で、刺身との相性もばっちりです。
サーモンのオリーブオイル漬けは、そのまま食べるだけでもちょっとリッチなおつまみになりますが、たくさん漬けて少しずつアレンジして食べる楽しみもあります。今回は、火を使わないサーモンのオリーブオイル漬けのアレンジを3品ご紹介します。
1. サーモン・トマト・チーズはそれぞれ角切りにする。ハーブは細かく刻む。
2. ボウルに1を入れ混ぜ合わせ、塩胡椒で味を調える。仕上げにサーモンを漬けていたエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、完成。
切って和えるだけのサラダは、トマト以外にもきゅうりやアボカド、ミックスビーンズなどさまざまな食材でアレンジできます。ハーブがない方はハーブソルトで和えるだけでもOK。
サーモンにはビタミンDが豊富に含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨への沈着を助けるはたらきがあり、丈夫な骨や歯を作るために必要な栄養素です。そのため、チーズや小松菜など、カルシウムが豊富な食品と合わせてたべるのがおすすめです。
1. サーモン・アボカドは角切りにし、混ぜる。
2. 丼にごはんを盛り、1をのせ、韓国海苔をちぎってトッピングする。仕上げに醤油を回しかけ、完成。
人気のサーモン×アボカドの組み合わせで、お手軽丼レシピです。今回はシンプルに醤油を使用しましたが、ポン酢やマヨネーズなど、お好みの味付けで楽しんでみて下さい。余裕のある時は、玉葱の薄切りや温泉卵などのトッピングもおすすめです。
1. サーモンは薄切りにする。大葉は1/2に、甘酢生姜は粗く刻む。
2. ★の調味料とサーモンを漬けていたエキストラバージンオリーブオイルを小さじ2混ぜてたれを作る。
3. うつわにサーモンと大葉を交互に重ね、甘酢生姜をのせ、2のたれをかけたら完成。
お寿司の名脇役、「甘酢生姜(ガリ)」を使用した和風カルパッチョです。ゆず胡椒入りのたれがポイント。サーモンを漬けていたエキストラバージンオリーブオイルも捨てずに活用します。また、ゆず胡椒入りでピリリとした辛さもアクセント。甘酢生姜の味付けもあるので、醤油の量は調節して下さいね。
また、秋頃になると新生姜が出回ります。新鮮な生の新生姜が手に入ったら、薄切りにして上記レシピで作ると辛味の少ない、生姜の風味が際立ったワンランク上のカルパッチョになりますよ。
この時期はスーパーにもトラウトサーモンが多く流通しています。そのままだとすぐに鮮度が落ちてしまう生ものも、オリーブオイルに漬けることで少し日持ちします。
この夏もまだまだ外出を躊躇してしまいますが、老若男女問わず人気のサーモンを食卓にも取り入れて、ちょっとリッチなおつまみ・おかずでおうち時間を楽しみましょう。
有機エキストラバージンオリーブオイル ルイーザ(LUISA)
有機栽培オリーブ果実100%のエキストラバージンオリーブオイル
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。