スペイン料理の冷製スープで有名なガスパチョ(Gazpacho) は、夏の定番で主にトマトを使う物が有名です。
基本的なガスパチョはトマトやきゅうり、玉ねぎ、セロリやパプリカなどの野菜の他、ニンニクやバゲットなどのパン、赤ワインビネガーが使われる事が多いですが、野菜だけでなく色々なフルーツを使ったガスパチョも沢山あります。
クーリとはフランス語で(coulis)と言い、フルーツやトマトを裏ごししたりピューレ状にした物の事で、トマトのクーリを(coulis de tomates)と言います。
これに味付けしてソースにしたり、スープ仕立てにしたり、色々な使い方が出来ます。
今回は、夏にぴったりなスイカと、完熟ミディトマトのクーリを使って、ひと手間かけたアレンジレシピをご紹介します。
ガスパチョに使用したジャンボニンニクは普通のニンニクとは別種で、ネギ属の植物で無臭ニンニクやジャンボリーキと呼ばれる物で、風味がマイルドでガスパチョにもぴったりだと思います。
パンはスープに濃度をつける為に使われますが、今回はオリーブオイルでカリカリに焼いてトッピングに使用しました。
<トッピングの材料 (お好みで)>
1. ミディトマトをカットして塩と砂糖少々をまぶして浸透圧で余分な水分を落とし、皮ごとミキサーまたはハンドブレンダーで攪拌する。
2. 目の細かいざるで濾して、皮や種を取り除く。
3. ざるにクッキングペーパーを敷き裏ごししたトマトを流し入れ、少しずつ水分を落とすために冷蔵庫に一晩置く。
4. 一晩置くと、トマトクーリ(写真右)とトマトウォーター(写真左)に分けられます。
トマトウォーターは今回は使いませんが、捨てずにそのまま飲んでも美味しいです。
5. スイカをカットして種を取り除き、ジャンボニンニクはすりおろす。
トマトクーリとスイカ、玉ねぎ、ジャンボニンニク、白バルサミコ、オリーブオイル、塩、ホワイトペッパーを入れてミキサーまたはハンドブレンダーで攪拌して、味を調える。
6. 冷蔵庫でよく冷やしたら、お好みのトッピングを準備します。
バゲットは薄くスライスして、オリーブオイルでカリカリに焼く。
セロリはピーラーでスライスして冷水に浸すとくるんとカールします。
生ハムやセルフィーユを添えて、粗挽き黒コショウをふりかけ、オリーブオイルを回しかけて完成。
トマトの水分をある程度抜くことと、スイカの甘さで飲みやすく美味しいガスパチョになります。
炭酸水で割って、ドリンクとして楽しむ事も出来ます。
暑い日の水分補給としてもおすすめです。
記事:オリーブノート公式アンバサダー MOMOさん
一人暮らしでも栄養バランス良くお料理や食事が楽しめるようにと考えた事がきっかけで、いつの間にか、お料理が趣味になり楽しめるようになりました。
おうちで作るイタリアンやパスタ料理、和食が大好きです。
Instagramでは日常のお料理を楽しく投稿させて頂いています。
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。