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冬野菜の代表格として知られている白菜。調理法によってシャキシャキ食感やとろっと食感が楽しめる、人気の野菜です。この時期は手頃な値段で手に入るので、常備しているご家庭も多いのではないでしょうか。
今回はこれから旬を迎える白菜の種類や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介します。
英語で「CHINESE CABBAGE(中国キャベツ)」と呼ばれるほど、白菜は中国原産の野菜として知られています。一年中出回っていますが、寒くなるこの時期から旬を迎えます。冬野菜の代表格で、日本では茨城県や長野県を中心に栽培されています。
味にくせがなく、色々な料理と合う野菜です。この時期は特に鍋や煮物、汁物に大活躍するほか、塩漬けやキムチなどの漬け物も人気です。
白菜は大きく結球型、半結球型、不結球型に分けられます。
●円筒型
結球して、先端の葉が重なった形の白菜です。内側の葉が黄色みがかっているのが特徴です。半分に切ったときに断面が美しく、日本で販売されている品種で一番多いものとなっています。
●砲弾型
結球して、先端の葉が重なり合わない形の白菜です。主に漬け物に利用されます。
●半結球型
先端の葉が開いた形の白菜です。中の部分は結球しています。輸送が難しく、近年栽培が減っている種類です。
●不結球型
結球していないスティック型の白菜です。漬け物や炒め物などに利用されています。
白菜は水分を多く含む野菜で、エネルギーが低いのが特徴です。
●塩分排出を促すカリウムが補える
白菜には、余分な塩分を体外に排出するカリウムが含まれています。カリウムは水に溶けやすいため、水にさらさずに生で食べる、一緒に煮込んで汁ごと食べる味噌汁やスープなどの調理法で効率よく補うことができます。
●ビタミンをバランスよく含む
白菜は突出した栄養素はありませんが、緑黄色野菜ほどではないもののビタミンをバランスよく含んでいます。現在は栽培技術が発達し一年中色々な野菜が手に入りますが、昔は冬場手に入る野菜が限られており、白菜は貴重な栄養補給の野菜として活躍していました。
新鮮な白菜を見分けるポイントは以下の2点です。
カット白菜は断面が綺麗で、変色していないものを選ぶのがポイントです。
白菜は常温・冷蔵・冷凍保存ができます。
●常温保存
丸ごと保存する場合は常温保存が可能です。新聞紙に包み、切り口を下にして冷暗所で保存しましょう。カットした白菜は常温では保存できないため、注意して下さい。
●冷蔵保存
丸ごと保存する場合は、新聞紙で包み、冷蔵室で保存しましょう。カットして保存する場合は、ラップでぴっちり包み、冷蔵室で保存します。
そのほか白菜は漬けることで長持ちします。ぬか漬け、塩漬け、甘酢漬け、キムチなどにすることで保存が利きます。
●冷凍保存
冷凍保存する場合、固めに茹でてしっかり水気を絞ります。小分けにラップで包んで、チャック付き冷凍袋に平らに入れて冷凍庫で保存します。そのほか塩もみをして水分を絞り、同様に冷凍保存する方法もあります。
使用する際は凍ったまま味噌汁の具材などに活用できます。
鍋や煮物の具材として欠かせない白菜ですが、実は生で食べるのもおすすめです。そのまま切ってサラダ感覚でドレッシングをかけたり、軽く塩もみして水分を絞り、塩昆布やかつおぶしで和えることで手軽に食べられます。加熱に弱い栄養素も逃さず補うことができますよ。
ほかにもオリーブノートでは旬の白菜をたっぷり食べられるレシピをご紹介しています。
たっぷりの日本酒と白菜のスープ、オリーブオイルで1人でも1/2株は軽く食べられる濃厚な白菜の無水煮です。白菜を1回で大量消費できるレシピなので、ぜひひと株で購入してみて下さい。
ヘルシーなのに濃厚な白菜の濃厚豆乳ポタージュのレシピです。最高品質のエクストラバージンオリーブオイルを合わせた、上品な味わいとなっています。少量白味噌を入れてコクを出しているのがポイントです。
白菜の使い方の悩みがいらない、一人でも1/4株ペロリといけちゃう白菜とツナとオリーブオイルのかんたん一人鍋をご紹介。1/4株をそのままザクザクと切り、ツナ缶を真ん中にどんと入れてオリーブオイルをかけて煮るだけ。これが簡単なのに抜群においしいのです。
生のシャキシャキした食感、煮込んだとろっとした食感、どちらも絶品の旬の白菜。この時期は思い切ってひと株買いして、色々なメニューに活用しましょう。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。