オリーブノート カラダに美味しい、
オイルのノート
MENU
2023年4月17日

ウニの旬はいつ?栄養と美味しい食べ方

ウニの旬はいつ?栄養と美味しい食べ方

高級品として知られているウニ。種類や産地によって異なりますが、この季節は美味しいウニが食べられます。この記事ではウニの種類や選び方、食べ方などをご紹介しています。それぞれの特徴を知って、美味しく味わいましょう。

ウニの旬と産地

ウニは漁獲量日本一の北海道をはじめ、岩手県や青森県など、東北地方を中心に水揚げされます。北海道のウニは1月〜8月までさまざまな種類が旬を迎え、東北で水揚げされるウニは4月〜8月に旬を迎えます。
ウニは養殖も盛んです。2cmくらいの大きさになるまで育てたのち、海藻などのえさがたくさんある海に放します。

  • オリーブクエスト

ウニの種類

●キタムラサキウニ(4月~8月)
相模湾から北海道までの太平洋側と、山口県から北海道までの日本海側に分布しています。身がずっしりしているので、寿司ネタに向いています。

●ムラサキウニ(4月~8月)
北海道以外の日本海側・太平洋側に広く分布しています。一般的なウニで、白っぽい見た目と磯の香りが強いのが特徴です。

●バフンウニ(1月~6月)
北海道以外の日本海側・太平洋側に広く分布しています。小ぶりで「馬糞」に似ていることからこの名前がつきました。濃い黄色で、濃厚な味わいが特徴です。

●エゾバフンウニ(6月~9月)
北海道に多く分布しています。バフンウニより大きく、濃いオレンジ色が特徴。とろける味わいで最高級品ともいわれています。

ウニの栄養

ウニはたんぱく質やビタミン・ミネラルを幅広く含んでいます。

●たんぱく質が補える
ウニ100gあたり、16.0gのたんぱく質を含んでいます。たんぱく質は筋肉や皮膚、臓器など体を構成する重要な成分です。ウニで不足しがちなたんぱく質を補うことができますが、プリン体やコレステロールなども多く含まれているため、食べすぎには注意しましょう。

●新陳代謝に不可欠な亜鉛
亜鉛は体内に2g程度含まれている微量ミネラルです。さまざまな酵素のはたらきを助け、細胞の新生や成長を促進するほか、味覚を正常に保つはたらきもあります。

●エネルギー代謝などに関わるビタミンB2が豊富
炭水化物、脂質、たんぱく質の3大栄養素の代謝に関わるビタミンB2を多く含んでいます。「発育のビタミン」とも呼ばれていて、細胞の再生を促進し、成長を促すほか、皮膚や粘膜の健康を保つはたらきもあります。

ほかにも鉄や葉酸、ビタミンEなどさまざまなミネラル・ビタミンを含んでいます。

ウニの選び方

ウニの選び方

よく見る板状に並べられているウニは、ミョウバンが添加されているものが多いです。身崩れを防ぐ一方で、味の低下や劣化が気になります。ミョウバンが使用されていない塩水ウニを選ぶのがおすすめです。
殻ごと購入する場合は、とげがしっかりしていて動いているもの、ずっしり詰まっているものがおすすめです。

ウニの保存方法

ウニは冷蔵保存が基本です。冷凍保存は不向きです。

●冷蔵保存
購入後は消費期限を確認のうえ、冷蔵庫で保存します。-3°C付近に設定されたパーシャル室、チルド室(約0℃〜約2℃)がある冷蔵庫の場合はそちらで保存しましょう。パックから取り出し、海水と同じくらいの塩水に漬けておくと、鮮度や美味しさを保つことができます。

家庭で冷凍保存した場合、解凍した際にどろどろになってしまいます。風味も低下するので、食べきれるだけを都度購入して、すぐに食べきるのがおすすめです。

旬のウニの美味しい食べ方

旬のウニは生で食べるのが一番!丼や手巻き寿司がおすすめです。鮮度が落ちてしまったものは、火を通して卵とじやクリームパスタに加工するのもいいでしょう。殻付きのものが手に入ったら、殻ごと焼いた焼きウニが絶品です。

ウニは加工品も多くあります。塩漬けにした塩ウニや、塩とアルコールを加えた粒ウニ、塩とアルコールを加え練った練りウニなどがあります。

まとめ

ウニは種類によって旬がさまざまで、季節ごとに違ったウニを楽しめます。高級品ですが、季節ごとのご褒美として味わってみてくださいね。

企画:オリーブノート編集部
記事:
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • はてなブックマーク
  • Pocket
おすすめの人気記事
記事一覧
オリーブクエスト

人気の記事(ランキング)

オイル

料理のジャンル

食材

more
more
close

ライフスタイル

オリーブクエスト

Olivenoteへようこそ

ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。

オリーブノート公式SNS

オリーブノートFacebook  オリーブノートInstagram  オリーブノートTwitter
みんなのオリーブノート #オリーブノート #オリーブノートアンバサダー
オリーブノート公式アンバサダーになりませんか。

オリーブノート運営情報

ルイーザ(LUISA)