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3月に“豆苗でサヤエンドウを大量収穫するチャレンジ”に着手しました。豆苗を植えたところから始まるスタートはこちらをご覧いただくとして、5月も末になり、果たしてどうなったかをご報告しましょう。
すでにこのトップ画像でおわかりのように、サヤエンドウは確かに収穫できました。猫のミケタにも協力してもらい、順を追ってその生長ぶりをご紹介します。
豆苗は、植え付けてから毎日のように水やりをして丹精込めて育てました。3月の末の段階では、猫のミケタのしっぽ1本分の高さ(=1しっぽ)に生長しました。
植え付けてある左の方は1〜1.5しっぽまで生長していますが、右の方は豆苗の芽を切らずにそのまま植えたら枯れてしまったので(前編参照)、後日また豆苗を植え付けたものです。というわけで、この段階では全然伸びていません。
上の画像からほぼ2週間後、4月半ばになると急激に大きくなり始めました。葉も大きくなり、もとはひょろひょろの豆苗だったようには思えないほどたくましく育っています。高さはだいたい、2しっぽぐらいでしょうか。ミケタがいつも撮影時にいるのが不思議ですが、どういうわけか野良のくせに人が好きで、庭で何かしていると必ずちょっかいを出しに、どこからともなくやってきます。比較になるものがある方が分かりやすいので、協力してもらっています。ただ、この時は座ったままで言うことを聞きませんでした。
気温の上昇とともに、加速度的に元豆苗軍団はぐんぐんと大きくなってきました。4しっぽぐらいまで伸びています。葉の緑色も濃くなってきました。そろそろつぼみが付き始めても良いはずですが、この頃はなんかつぼみが見えなくて不安になっていました。ミケタはモンシロチョウを追いかけるなど、ご機嫌でした。
5月上旬になると、待ちに待ったつぼみがつきはじめました!花はえんじ色のかわいらしい姿をしています。高さももう5しっぽ。よく観察してみると、あちこちにつぼみが付いているのがわかります。ミケタはこの時どこかへ散歩に出かけていて不在です。
つぼみだった花が咲いて、実になってきました!次々と実っています。見た目ですが、売られているものより若干厚みがあってしっかりしています。豆苗からできたサヤエンドウはちょっと硬いという噂もありますが、さあどうでしょうか、収穫してみます。
収穫したところ、315gありました。まだ次々と実っているので、あと150gぐらいは穫れると思います。
さて、足掛け3ヵ月にわたって豆苗を育ててきたわけですが、結論として“大量”とまでは言えないものの、市販価格100g120円として378円分のサヤエンドウを収穫することができました。早速調理して食べてみることにします。
一応、少なくない量の収穫ができたので2品作ってみることにします。サヤエンドウのペペロンチーノと、麩とサヤエンドウの卵とじです。サヤエンドウは卵とよく合うし、色合いもとてもきれいです。
これは極めて簡単。ニンニクの輪切りと鷹の爪をオリーブオイルで炒めて香りと辛みを出してから筋をとったサヤエンドウを投入。
色が変わるまで炒めて塩コショウしてできあがりです。ニンニクの香りとシャキシャキしたサヤエンドウはビールのアテにも。
食べた感じでは、確かに少し硬めかもしれませんが、サヤの厚みがあるからのようです。筋っぽくはないので、シャキシャキと食感が抜群です。
これも比較的定番の卵とじです。肉を使わずに車麩を使って作ります。最初にオリーブオイルをひいた鍋に水で戻した麩を入れて炒めてからそばつゆを入れて煮ます。
麩につゆが染み込んだらサヤエンドウを入れて、卵でとじでできあがり。とてもやさしい味です。これはご飯のおかずにも。麩は車麩だと肉のような食べ応えがあります。
今回、実をつけるまで豆苗を栽培したわけですが、反省点として市販されている豆苗の状態だとあまりにも混み過ぎていて、仮に今回のように何分割かにしても、1本ずつの苗の間隔が狭すぎることがわかりました。
本来、サヤエンドウを種から育てる場合、2粒を1つの穴に埋めて芽が出たところで育ちの良い方を残す、というのが正攻法だそうです。つまり、豆苗の豆1粒ずつ全部育てようとすると、確かに実はつきますが、1本あたりの収穫量はあまり望めないということになります。今回は豆苗2パック分を植えたので500gぐらいは収穫できましたが、おそらく豆苗の豆を1粒ずつ引きはがして植えると、より大きくなって1本あたりの収穫量はぐんと増すと思います。
次回、といっても来年の春になりますが、再度チャレンジして今度こそ大量収穫を目指そうと思います。
最後に撮影協力してくれたミケタにも感謝して、”CIAOちゅ~る”でもあげましょうか。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。