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カップ麺と言えば、エキストラバージンオリーブオイルのちょい足しでデリーシャスになる筆頭。編集部での日々せっせと美味しく試させていただいています。
そんなカップ麺の値上げがとまりません。
今日もローソンでランチの物色をしていたところ、気になったのがこちら
なんですとぉ?どん兵衛がほぼ300円!
そこですかさず「カップヌードル」もチェック。
税込み254円になっていました。いつもd払いやPayPayなどの電子マネーで支払っているので、全然気付いていませんでしたが、本当に高くなったものですね。
総務省統計局、消費者物価指数(CPI)のデータを調べてみると、
※グラフ:消費者物価指数(CPI)データをオリーブノートで取得しグラフ化
以上のように、2020年を基準(指数値100)とした場合、2023年は119.9と、およそ2割上昇。さらに、日清食品の場合、2023年6月1日に主力商品を大幅値上げしていました。どのくらいかというと、カップヌードルの場合214円が236円(税抜き)に大きく値上げされました。
生産工場の操業停止や、自宅待機などによる供給量の低下が原因です。しかし、世界的に経済活動の再開と回復が進んでおり、需要に対する供給不足が発生し、価格上昇の原因となっています。
ロシアとウクライナは世界的に見ても、小麦や大麦、そしてトウモロコシの輸出大国です。長引く戦争によってそれら穀物の生産量が大きく減少しており、世界的な穀物価格の高騰原因となっています。
日本ではアベノミクスによって大量の通貨供給と低金利が続いており、逆にアメリカでは利上げによるインフレと真逆の金融政策が行われており、それにともなってドル高・円安をますます加速させています。必然的に輸入品の価格は高騰し、原材料コストに跳ね返る形で値上げせざるを得ない状況となっています。
ちなに、アメリカ ガソリン1ガロン(3.8リッター)コロナ前4ドル→今7ドル
値上げの背景となる要因は大変複雑なものです。穀物関連で言えば、日本のコメは2023年と比較して2倍近くも好悪投資手織り、猛暑による不作とインバウンド需要による消費拡大が引き金となっています。カップ麺に関して言えば、行く末が見えないウクライナの状況と、為替の行方が影響します。1ドル180円前後への下落もあながち冗談とは言えないという経済評論家の意見もあり、場合によってはさらなる値上げの覚悟も必要になりそうです。
願わくば、こっそりと内容量を減らしたり、ソーセージの本数を間引いたりのともすれば「利益も増えているんじゃないの?」的なステルス値上げではなく、必要に応じた価格転換・値上げをしてほしいと考えます。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。