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2024年5月27日

どん兵衛・カップヌードル254円!?サッポロ一番ミニが153円、値上げが止まらない理由

どん兵衛・カップヌードル254円!?サッポロ一番ミニが153円、値上げが止まらない理由

カップ麺の値上げがとまらない

カップ麺と言えば、エキストラバージンオリーブオイルのちょい足しでデリーシャスになる筆頭。編集部での日々せっせと美味しく試させていただいています。

食レポ・オリーブオイルでカップ麺チャレンジ編

そんなカップ麺の値上げがとまりません。

今日もローソンでランチの物色をしていたところ、気になったのがこちら

どん兵衛

なんですとぉ?どん兵衛がほぼ300円!

そこですかさず「カップヌードル」もチェック。

税込み254円になっていました。いつもd払いやPayPayなどの電子マネーで支払っているので、全然気付いていませんでしたが、本当に高くなったものですね。

総務省統計局、消費者物価指数(CPI)のデータを調べてみると、

  • 麺類(青)
  • カップ麺(オレンジ)
  • 中華麺

※グラフ:消費者物価指数(CPI)データをオリーブノートで取得しグラフ化

消費者物価指数(CPI)

以上のように、2020年を基準(指数値100)とした場合、2023年は119.9と、およそ2割上昇。さらに、日清食品の場合、2023年6月1日に主力商品を大幅値上げしていました。どのくらいかというと、カップヌードルの場合214円が236円(税抜き)に大きく値上げされました。

カップ麺

2022年に始まった値上げラッシュの大きな要因

1:新型コロナウイルス感染症

生産工場の操業停止や、自宅待機などによる供給量の低下が原因です。しかし、世界的に経済活動の再開と回復が進んでおり、需要に対する供給不足が発生し、価格上昇の原因となっています。

2:ロシアのウクライナ侵攻

ロシアとウクライナは世界的に見ても、小麦や大麦、そしてトウモロコシの輸出大国です。長引く戦争によってそれら穀物の生産量が大きく減少しており、世界的な穀物価格の高騰原因となっています。

ロシアのウクライナ

3:円安

日本ではアベノミクスによって大量の通貨供給と低金利が続いており、逆にアメリカでは利上げによるインフレと真逆の金融政策が行われており、それにともなってドル高・円安をますます加速させています。必然的に輸入品の価格は高騰し、原材料コストに跳ね返る形で値上げせざるを得ない状況となっています。

ちなに、アメリカ ガソリン1ガロン(3.8リッター)コロナ前4ドル→今7ドル

いつまで値上げが続くの?

値上げ

値上げの背景となる要因は大変複雑なものです。穀物関連で言えば、日本のコメは2023年と比較して2倍近くも好悪投資手織り、猛暑による不作とインバウンド需要による消費拡大が引き金となっています。カップ麺に関して言えば、行く末が見えないウクライナの状況と、為替の行方が影響します。1ドル180円前後への下落もあながち冗談とは言えないという経済評論家の意見もあり、場合によってはさらなる値上げの覚悟も必要になりそうです。

願わくば、こっそりと内容量を減らしたり、ソーセージの本数を間引いたりのともすれば「利益も増えているんじゃないの?」的なステルス値上げではなく、必要に応じた価格転換・値上げをしてほしいと考えます。

企画:オリーブノート編集部
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