美味しいオイルでインスタ映えレシピ / ごま油

私が住む福地温泉は日ごとに気温が下がり、ずいぶん寒くなってまいりました。
この時期になると、いつ雪が降ってもおかしくないのでお客様と雪の話になったりします。「いつごろから降りますか?」「どのくらい積もりますか?」など、雪国ではないお住まいからいらっしゃるお客様からのお問い合わせが増えます。
私たちは早めにタイヤをスタッドレスタイヤに履き替えて少しずつ冬支度が始まります。そして寒さや風邪にまけないごはんで体調管理をしています。
今回はたくさん白菜をいただいたので、麻婆白菜と食べるラー油を作りました。寒い冬こそしっかり食べて温まりましょう。
食べるラー油のレシピ
【材料】
- ごま油 100cc
- フライドオニオン 30g
- くるみ 20g
- ニンニク 1かけ
- 鷹の爪 2本
- ねぎ 20cm
- 砂糖 小1
- 醤油 大5
- 塩 小1
- 一味唐辛子 少々

【作り方】
- ニンニクはみじん切り、ねぎ、鷹の爪は小口切り、くるみは細かく砕いておく。
- 小鍋にごま油を入れて弱火で油を温める。
- ニンニク、鷹の爪、ねぎを加えてじっくりと弱火で辛みと香りづけをします。
- にんにくがこんがりきつね色になったら15秒ほど中火に。カリっとさせる。
- 香りづけが終わったら材料をボールに取り出し、強火で煙が少し出るまで熱します。
- 火を下ろして人肌ぐらいに冷めてから5の油をボールに入れ、フライドオニオン、くるみ、ゴマを入れて混ぜる。
- 味付けに一味唐辛子、砂糖、塩、しょうゆを入れる。
- 煮沸消毒した密閉容器に保存。
ポイント
冷めてから調味料をいれないと油はねするので火傷しないように注意しながら作ってください。辛いのが苦手な方は鷹の爪の分量を調整してください。一日置くと味がなじみます。

自家製食べるラー油を利用したメニューをご紹介します。
麻婆白菜のレシピ
【材料】
- 白菜 4,5枚
- 合い挽き肉 150g
- 生姜 1かけ
- 食べるラー油 お好きな分
- 塩 少々
- こしょう 少々
【作り方】
- 生姜をみじん切り、白菜をザク切りにする。
- フライパンに油と生姜を入れて火にかける。
- 香りが出てきたらひき肉を中火で炒める。
- ひき肉の色が変わったら白菜の軸、葉の順に炒めてしんなりしてきたら食べるラー油を入れてさらに炒める。
- 塩とこしょうで味をととのえ、器に盛りつけて粉山椒を振る。

料理インプレッション
自家製の食べるラー油は自分好みの辛さや食感をカスタマイズできるのがなんと言っても一番の魅力。その日の体調や食べたいものによってアレンジできるのでまさに世界に一つだけの万能調味料です。
辛さの中にうまみが出ているので鍋料理、炒め物、豆腐、餃子や薬味として様々な料理に合いますよ。

麻婆白菜はナスと違い油を吸わないのであっさりした仕上がりになります。とろっとろ白菜は野菜の甘みで辛さが和らぐので辛いものが苦手な方でも食べやすいです。
保存:冷蔵庫で2週間ほど。
楽しみ方:一度食べるラー油を作っておくと様々な料理に使えます。隠し味として使うと味に深みが出ます。
食べるラー油を使ったおつまみや料理はビールとの相性も抜群です。ぜひ作ってみてくださいね。
記事:アンバサダー Azusaさん
Azusa 
奥飛騨の宿故郷の若女将です。
主人と出会い、三重県から岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地にある旅館へ嫁ぎました。
両親が仕事で不在なことが多かったので、負担を減らすため小学生の頃から料理を自分で作っており、その頃から食べることも作ることも大好きです。
Instagramでは日々のごはん、宿のこと、ときどき猫を綴っています。
今回使用したオイル
写真を触ると360度回転できます
