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オリーブオイルを使った定番パスタ、ペペロンチーノ。皆さんは基本の作り方、マスターしていますか?シンプルな材料ながら調理ポイントがいくつかあり、しっかり押さえることでおいしいペペロンチーノが作れるようになります。
ちなみにペペロンチーノとは、イタリア語で唐辛子の意味。正式名称は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」。アーリオはにんにく、オーリオはオイルを意味し、イタリアでは家庭料理として親しまれています。
基本のペペロンチーノソースが作れるようになれば、応用で色々な具材を加えたパスタや、ブロッコリーや枝豆など野菜のペペロンチーノ炒めなど、アレンジは無限。料理のレパートリーが増えますよ。
今回は基本のペペロンチーノの作り方をご紹介します。
1. にんにくは少し厚めのスライスに、赤唐辛子は種を取り輪切りにする。
2. フライパンににんにく、エキストラバージンオリーブオイルを入れ、火を付ける。弱火で焦げないよう加熱する。オイルが少ない場合、フライパンを傾けながら火を通しましょう。
3. 竹串を刺してスッと通るくらいまで火が通ったら、赤唐辛子を入れ、火を止める。
4. 鍋に分量のお湯を沸かす。ペペロンチーノの場合、特に水や塩の量はしっかり計量しましょう。
5. スパゲティを規定分数より1分短く茹でる。
6. 茹であがったら茹で汁を100cc取り、ざるにあける。
7. 3を再び中火にかけ、6の茹で汁を加える。
8. 沸騰したらスパゲティを加え、フライパンを揺すりながらかき混ぜる。水分が少なかったら少しずつ茹で汁を混ぜて調節してください。
9. 傾けて、水分が溜まらないこれくらいがちょうど良いです。うつわに盛り、できたてを食べましょう。
オイルとにんにくの風味を楽しむペペロンチーノは、材料こそシンプルですが、作り方にはいくつかポイントがあります。調理ポイントをしっかり押さえて、ぜひ得意料理のひとつにしてくださいね。
シンプルだからこそ、材料はしっかり揃えましょう。オイルは香り高いエキストラバージンオリーブオイルがおすすめです。にんにくはチューブタイプではなく、できれば国産の新鮮なにんにくを使いましょう。
上記にも記載したように、ペペロンチーノの場合、茹で汁の塩分で味付けが決まります。麺にしっかり塩味を付けながら茹で汁をソースに活用するため、普段は適当に塩を入れている、という方もこの時だけは計量しましょう。
茹で汁は1人前(100g)で茹で汁は1L、塩は15gが目安。茹で汁に対して、塩分は1.5%です。
作り方8の部分が最大のポイントです。オイルと茹で汁を合わせてソースにとろみを付けることを「乳化」と言い、ペペロンチーノを作る際には欠かせない作業になります。茹で汁を加えしっかり混ぜ合わせることで、水と油が混ざり合って、口当たりがなめらかになります。またとろみが付くことでソースが麺に絡みやすく、おいしく食べられますよ。
茹で汁はスパゲティが茹であがる直前のものを使用しましょう。
シンプルなペペロンチーノも良いですが、大体は野菜や肉・魚などと合わせて作るかと思います。キャベツやアスパラ、ベーコンなどの具材とも合いますよね。
今回のシンプルなソースを生かし、できあがりにちょい足しする具材としておすすめなのが生ハム。塩を少しだけ控え(1.3%程度で茹で)、生ハムの塩気と一緒に食べることでハムの旨味もポイントになります。
しらすも手軽な食材としておすすめ。同じく1.3%程度の塩分で茹でることで、塩気のあるしらすとよく合います。ほかにも醤油やめんつゆを合わせ、和風ペペロンチーノなどのアレンジもできます。
・オリーブオイル香る、旬のタケノコとしらすを使った和風ペペロンチーノ
基本のペペロンチーノソースをマスターしたら、ぜひパスタ以外のメニューにも活用してみて下さい。ブロッコリーや枝豆、キャベツなどと一緒に炒めれば、食欲をそそる一品になりますよ。
慣れれば家にある食材を使って10分程で作ることができます。忙しい日のお昼や夜ごはんとしてパパッと作れるのもペペロンチーノのいいところ。余っている野菜などを入れて、具だくさんの一品にするのもいいですね。
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ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。