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爽やかな香りが特徴で、薬味には欠かせないしそ。緑色のものがぱっと浮かびますが、ほかにも赤じそ、穂じそ、しその実など、しそにはたくさんの種類があります。
飾りや薬味のイメージの強いしそですが、実は栄養豊富。たくさん食べる野菜ではないですが、少しずつ料理に加えて、不足しがちな栄養素をちょい足ししましょう。
今回はしその栄養や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介します。
一年中出回っていますが、夏が旬の野菜です。葉以外に芽や花、実も食用となっていて、しその実や穂じそなどが流通しています。愛知県や宮崎県などが主な産地です。
葉の色は緑と赤紫があります。緑のものは「青じそ」や「大葉」と呼ばれています。大葉は薬味などに使用されるほか、定番のドレッシングの味としても人気です。
赤紫のものは「赤じそ」と呼ばれ、梅干しや柴漬けなどの漬け物の色づけに使用されます。赤紫色や味を生かして、ジュースなども作られるほか、乾燥させた葉はゆかりふりかけにも加工されます。
一度に食べる量は少ないですが、しそは栄養豊富!カルシウムやβ-カロテンなどが含まれています。
●カルシウムはトップクラス!
しそに含まれるカルシウムの量は野菜の中でもトップクラス!1食で食べる量は少ないですが、色々なメニューにトッピングすることで少しずつ栄養を補うことができます。
●β-カロテンも豊富
しそは緑黄色野菜に分類されますが、なかでもβ-カロテンが多いのが特徴です。あぶらと合わせることで吸収率がアップします。サラダに混ぜたり、和え物にすると、薬味よりたくさんの量が食べられておすすめです。
上記以外にも食物繊維やビタミンCなども補えます。
●食中毒予防にも!
しそには殺菌作用があり、食中毒予防にも効果的です。刺身に大葉が添えられているのもこの理由からです。お弁当の仕切りなどにもおすすめです。
おいしいしその選び方は以下の3点です。
一度に使う量は少量のことが多いので、気づくと冷蔵庫で干からびていたり、黒ずんで変色していた経験はありませんか。正しい冷蔵・冷凍保存を押さえておきましょう。
●冷蔵保存
容器に軸を下にしてしそを入れ、しその軸だけ浸かるよう水を注ぎます。数日に一度清潔な水に取り替えながら、冷蔵庫で保存します。容器がない場合、濡らしたキッチンペーパーなどにくるみ、ポリ袋やチャック付き保存袋に空気を抜いて入れ、保存します。乾燥から守ることが、大葉を長持ちさせるコツです。
●冷凍保存
食べやすい大きさに切り、チャック付き保存袋に平らにして保存します。使用する際は凍ったまま使用できます。
しそをたくさん食べるレシピとして、最近はナムルなども人気です。めんつゆやごま油、にんにく、鶏がらスープなどの調味料で味付けた大葉ナムルはごはんのお供にぴったり!大葉の大量消費レシピとしても人気です。旬の時期は大袋で販売されていることも多いので、新鮮な大葉がたくさん手に入ったらぜひ試してみてくださいね。
ほかにも肉巻きや刻んで天ぷらやから揚げの衣に入れたりと、食欲が低下しやすいこの時期でもスタミナ料理をさっぱり食べることができます。
オリーブノートではしそを使用したレシピをたくさん紹介しています。
梅のはちみつ漬け、大葉、タコを使い、オリーブオイルで味を整える簡単!激ウマパスタ。梅干しではなく、梅のはちみつ漬けを使うことで酸味がマイルドになり甘さが加えられ、より美味しく仕上がります。
青シソの保存はどうしていますか?エクストラバージン オリーブオイル漬け
薬味で買ったけど使い切れない青しその活用方法。海苔のかわりにごはんに巻いて食べるだけでも絶品です。のり弁のように、お弁当のごはんにのせてもぴったりです。
酒にもごはんにも相性抜群、味噌とオリーブオイルでいただく秋ナスのしそ巻き
ナスのしそ巻きは青森の津軽地方の郷土料理で、津軽では定番のおかずになっているそう。ナスはすぐ火が通るので、あとは青しそさえあればさっとつくれる酒のアテになります。青しそは10枚セットで売られていることが多いので、使い切れない時にもおすすめです。
今まで薬味として使っていなかった方にも、しその栄養やおいしさが十分分かって頂けたかと思います。この機会に色々な食材に利用してみてくださいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。