冬に美味しいかぶと贅沢オリーブオイルで作る塩麹ペペロンチーノ

こんにちは。管理栄養士のmintです。
立冬も過ぎ、今年も早いもので初冬の時期となりましたね。
木枯らしが吹きはじめ、冬の訪れが感じられるこの時期に美味しさが増す「かぶ」と、素材の旨味を引き出す「塩麹」を使ってフライパン一つで出来るペペロンチーノを作っていきたいと思います。
また、今回使用するオリーブオイルはすっきりとした香りと濃厚な味わいが特徴のオリーブクエスト「Olive Quest」。シンプルに素材の旨みを楽しむペペロンチーノと相性抜群です！

かぶの旬や栄養

カブはアブラナの一種で、キャベツや白菜の仲間にあたります。日本では古くから親しまれてきた野菜の一つであり、別名「すずな」とも言われ､春の七草のひとつであるのも有名ですね。
カブは通年出荷されていますが､11月〜1月頃の寒い時期に最も甘みが増して美味しくなる旬と言えます。
根にはでんぷんの消化酵素のアミラーゼが含まれ、胃もたれ・胸焼けの改善が期待出来ます。
（参照：かぶ | 成分情報）

また、葉にはβ–カロテン・ビタミンC・カリウム・カルシウムといったビタミン類が多く含まれています。
淡色野菜と緑黄色野菜が同時にバランスよく摂取出来るのも特徴です。
今回使用する小かぶ以外にも赤かぶ・聖護院かぶらなど、全国各地で固有の品種があるユニークな野菜です。

塩麹とは

塩麹とは日本の伝統的な発酵食品であり、水・米麹・塩で作られている調味料です。
麹菌の働きにより、糖質・脂質・タンパク質の代謝に欠かせないビタミンB群を多く含んでいます。
料理に使うとうま味が格段にアップするだけでなく、栄養面でも優れているので日々の食事にプラスしたい食材ですね。

かぶの塩麹ペペロンチーノの作り方

材料（1人分）

• スパゲッティ：80g
• ブロックベーコン：40g
• かぶ：小さめ1個（約130g）
• ニンニク：ひとかけ
• 輪切り唐辛子：0.2g
• オリーブオイル：大さじ1
• ブラックペッパー：適量

a）

• 水：300ml
• 塩：2g

b）

• 液体塩麹：大さじ1
• 昆布茶：1g

作り方

1. かぶの根はくし切り、かぶの葉は3〜4cmに切る。

ベーコンは1.5cm厚の拍子切り、ニンニクは薄くスライスにする。

2. フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ弱火でじっくり炒める。

3. 香りが立ってきたら唐辛子とベーコン、かぶの根を入れ焼き色がつくまで2〜3分炒める。

4. 炒めた具材をバット等に取り出す。

5. 同じフライパンにaの調味料（水と塩）を入れ沸騰したら、半分に折ったパスタを入れて中火で6分茹でる。（蓋なしでOK）

6. 水分が少し残った状態になったら、かぶの葉、炒めた具材とbの調味料（塩麹と昆布茶）を加え炒め合わせる。

7. 器に持ってブラックペッパーをふりかけたら完成。
途中で山椒をかけて味を変えながら食べるのもおすすめです！

かぶの塩麹ペペロンチーノ 作り方のポイント

• 昆布茶は和風顆粒だし（2g）でも代用できます。
• 工程2では弱火でじっくり炒める事がポイント！旨みたっぷりのガーリックオイルで作ったペペロンチーノは格別です。
• 工程6で水分が足りない場合は、大さじ1〜2の水を足して様子を見て下さい。

休日のランチにもぴったり！ぜひ一度作ってみて下さいね。

記事：オリーブノート公式アンバサダー mintさん

mint_2140

大学で栄養学を学び管理栄養士免許を取得後、病院や幼稚園（こども園）に勤務し献立作成や調理を経験。
現在は、一人一人の生活に寄り添い無理なく継続できる支援をモットーに特定保健指導に従事しております。
食べたいと思ってもらえるような、簡単・美味しい・からだ思いのおうちごはんをInstagramにて投稿中。
今までの経験を生かして、誰でも作れる簡単レシピも紹介しています。
日々の献立作りのお役に立てれば嬉しいです。

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