目次
今回使ったオイル
ピエトラ・コロンビナ(日清オイリオ)
(1)産地
イタリア トスカーナ州
高品質なオリーブオイルづくりに定評があるが、生産量が少なく、イタリア全体のオリーブオイル流通量の1割にも満たない希少な産地
(2)早摘みオリーブ
10月下旬から11月中旬までのわずかな期間に収穫される早摘みオリーブを使用し、栽培・収穫・搾取・瓶詰めまで全てイタリアのトスカーナで行っています。
そのトレーサビリティを証明するために、全てのボトルにシリアルナンバーがついており、トスカーナオイル生産者協会のホームページで照会すれば、栽培者・搾油工場・瓶詰工場の名前まで全て調べることができます。
(3)味わい
鮮度にこだわった空輸で日本へ直送される、エキストラバージンオリーブオイル本来のフレッシュで鮮烈な香りと味わいが最大の特徴。
青いトマトのような香りが大変強く、ガツンと来る辛味が際立つ逸品です。
(4)IGP(保護指定地域表示)認定され、品質と信頼性を証明
EUが認める農産物の「ご当地生産物」認定の基準の一つで、固有の地域特性を保護するために農業食品に与えられ、少なくとも食品の生産、加工、熟成のうち1つの工程が限定された地域で行われていることが必要です。
ノンフィルター製法のため、ボトルの底にはオリーブの澱が溜まっています。
カップに優しく少量注ぎ、手のひらでオイルを温め香りを引き立たせてから試食します。
ヌーボーなので、毎年違った味わいが楽しめます。今年は濁りがちょっと少なめ。その分最後まで注ぎやすくていいかも。
バゲットやバタールなどのしっかりしたパンにつけてワインのお供に頂きましょう。ミルク系アイスクリームにもとてもよく会います。編集部が好きな食べ方は、ブラータ(ブッラータ)のような水牛の瑞々しいフレッシュチーズにピエトラと蜂蜜をたっぷりかけて、黒胡椒をお好みでガリガリします。それだけで最高の一品が出来上がりますよ。
しっかりした輪郭のエキストラバージンオリーブオイルですので、焼き魚やお肉にもよく合います。
ピエトラ・コロンビナ
トスカーナ州産の実を使用したオリーブオイルの「ヌーボー」
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。