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オリーブオイルの専門店を訪ね歩き、そのお店のこだわりやおススメのオイルを教えてもらおうというこの企画。第3回目は、品川駅構内にあるエキュート品川に店舗を構えるOLiVO(オリーヴォ)さんです。エキュート品川店店長の沼田さんにお話を伺いました。
OLiVOはローマに支社を置き、オリーブオイルコンペティションで審査員も務めるオリーブオイルソムリエの社員が、毎年厳選してラインナップを決定しています。そのため店頭に並んでいるオリーブオイルは、世界中で生産される最新のオリーブオイルの中から、「味が良い」「希少性が高い」「珍しい品種」などさまざまな角度から選び抜かれた一級品ばかりです。その年に出来が良い製品しか取り扱わないので、その年その時期によって置いてある商品が違いますのでご了承ください。
店頭では幅広いオイルやビネガー、オリーブオイルによく合うお惣菜等も取り扱っているので、お客様の好みや合わせて食べたい食材にピッタリの一本をご紹介してくれます。エキュート内にあるので、お仕事帰りや新幹線の乗り換えの合間など、気軽に立ち寄れるのも魅力的です。
取材班が最も驚いたのがコレ!なんとOLiVOさんで取り扱っている商品は、船便での輸入ではなく、全て空輸なんだそうです。
「オリーブオイルは搾りたてのジュースですから、ワインと違って酸化防止剤等を使っていません。だからこそ、新鮮なオイルをなるべく早く、温度管理や遮光管理が行き届いた最高の状態でお客様にお届けしたいというOLiVOのこだわりです」と沼田店長は語ってくれました。
オリーブオイルの収穫は一年に一回です。地中海周辺のオリーブオイルだけを取り扱っていると、11月~2月頃までしかヌーヴォーオイルは手に入りません。しかしOLiVOでは、南半球で生産されるオリーブオイルの中からも高品質なものを探し出して取り扱っています。
南アフリカ共和国やアルゼンチン、オーストラリア等にも素晴らしい生産農家がいるのだそうで、5月~6月頃には早摘みの香り豊かなオリーブオイルが入荷されるそうです。
「どのオイルが一番お客様に合っているかは、出会いのタイミングや、合わせるお料理によって変わります。時期によってはイタリアの有名オイルよりも、南半球のオイルが最高の一本になることもありますよ」と沼田店長。
店内にあるオリーブオイルは、全て試飲可能です。スタッフがカウンセリングしながら、納得の味のオイルを、少量の100mlから購入することができます。このはかり売り方式も、OLiVOのこだわりの一つなんだそう。
「1本買って終わりではつまらないですよね。お肉やチーズ、野菜など、合わせる食材によって個性の違うオイルを使い分けてほしいとOLiVOでは考えているんです。大きいビンで買ってしまうと使い切るのが大変なうえに値段もはるし、種類を揃えられません。だからこそはかり売りで、色んなタイプのオリーブオイルを揃えてほしいと考えています」とのことです。
はかり売りするに当たっては、オリーブオイルの鮮度を保つ必要があります。OLiVOでは遮光性と密閉性抜群の「フスト」と呼ばれる専用タンクで保管していて、こまめにメンテナンスを行っているので安心です。
店名:OLiVO(オリーヴォ)松屋銀座 地下一階 グルマルシェ内
住所:東京都中央区銀座3-6-1
営業時間:10:00~20:00
店名:OLiVO(オリーヴォ)阪急うめだ本店 地下2階
住所:大阪市北区角田町8-7
営業時間:10:00~21:00
店名:OLiVO(オリーヴォ)エキュート品川 JR品川駅構内
住所:東京都港区高輪3-26-27
営業時間: 月~土 8:00~22:00
日・祝 8:00~20:30
店名:OLiVO(オリーヴォ)二子玉川ライズ地下1F 東急フードショー内
住所:東京都世田谷区玉川2-21-1
営業時間:10:00~21:00
店名:OLiVO(オリーヴォ)西武池袋本店 地下1階 食品館内
住所:東京都豊島区南池袋1-28-1
営業時間:10:00~20:00
店名:OLiVO(オリーヴォ)オンラインショップ
http://olivo-shop.ocnk.net/
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。