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筋肉メシ
もうすぐ節分。この時期になると恵方巻が話題になり、料亭からコンビニまで工夫を凝らした恵方巻を売り出します。今年の恵方は西南西だそうです。恵方とは、その年の福徳を司る年神様(としがみさま)がいらっしゃる方角で、その方角に向かって事を行うと何事も吉となるという言い伝えがあるそうです。
そこからどうして巻物につながるのかは謎ですが、まあそんな疑問は置いておいて、恵方巻の食べ方のルールをおさらいしておきましょう。ルールは3つ。節分の日に、太巻きを1人1本、切らずに恵方を向いて黙々と食べることです。しかしシーンを想像すると吹き出してしまうようなこんなルール、誰が作ったんだろう。だって、恵方巻を食べる習慣って、ほんの10年ぐらい前まではこんなに騒がれていませんでしたからね。
バレンタインデーが某チョコメーカーの”販売戦略”だったように、恵方巻もなんだか似たような匂いがしなくもないなあと思いながら、それでも少しでも何か良いことがあるならと、恵方巻を作ることにしました。
毎年思うのですが、1本丸のまま完食できる恵方巻ってそんなにない。どう考えてもカロリーバリバリ、ボリューム満点で完食できそうにないものも少なくないのです。
そこで考えたのが、筋肉メシ、ダイエットメシの強い味方、MCTオイルと極少シャリで作る恵方巻です。
自分で作るなら、シャリも具も好きなものを好きなだけ入れられるわけですね。太巻きというと難しそうと思うかもしれませんが、そうでもありません。ダイソーかセリアで「巻きす」を買うだけです。
あとはちょっとしたコツがあって、それを守れば簡単にできます。シャリは極少、海苔にごはんがちょっとくっついている感じです。具材が9、シャリ1ぐらいの割合です。
具材のメインは筋肉メシ、ダイエットメシには必須の鶏のむね肉のMCTオイル漬けです。今回は自作しますが、めんどうであればサラダチキンを買ってください。
【材料】
<鶏むね肉のMCTオイル漬け>
<シャリ極少筋肉恵方巻> ※恵方巻1本分
具材はあくまでも目安です。好きなものを海苔で巻けるだけ入れてください。ただあまり欲張りすぎると、できあがってから海苔がはがれて悲惨なことになりますので、ご注意ください。また今回はシャリは寿司飯にせず、普通のごはんにしています。
【作り方】
1.鶏むね肉のMCTオイル漬けを作る。鶏むね肉をチャック付き保存袋に入れ、コンソメキューブ、日本酒、醤油を入れてよくもみこみ、1~3日ほど冷蔵庫で漬け込む。
2.1の袋にMCTオイルを入れ、湯を沸騰させた大き目の鍋に入れて火を止め、フタをしてそのまま2時間程度置いてゆっくり熱を通す。これでむね肉がしっとりプリプリになる。
3.2が冷めたら袋から出し、手で裂く。袋の中のつけダレをかけてなじませる。これでチキンの具材ができあがり。サラダチキンを買った場合は、同様にほぐしてからMCTオイルをかけてなじませる。
4.ホウレン草はレンジで2分ほどチンして火を通し、水分をよく絞る。かまぼこは5mm角の縦長に切っておく。卵焼きも同じような大きさに切っておく。ホウレン草はキュウリでも、かまぼこはカニカマでも代用可。
5.巻きすにラップを敷き、その上に焼き海苔を1枚のせる。その上にシャリを極力薄くのせていく。巻き終わりの合わせめを作るために、海苔の端1cmぐらいはシャリをのせないようにする。
6.シャリをのせない部分が巻き終わりになるように、上下をさかさまにして、シャリがない海苔の部分が上にくるようにする。具材を真ん中に並べる。この時、巻ききれるだけの量にしないと最後にとじられなくなるので注意。
7.巻きすでくるくると巻いていき、両手でぎゅっぎゅっと握りながら形を整える。最後はシャリがない海苔の部分できれいに巻き上げてとじる。これで口があかなくなる。
この恵方巻はほとんどが「具」です。計算してみると、鶏むね肉が50gでタンパク質12g、卵1/2個で6g、カマボコ25gで3gぐらいなので、1本あたりタンパク質が21g摂れることになります。カマボコも魚肉が原料なので意外とタンパク質が多い食材です。それに鶏むね肉もカマボコもカロリー低め(1本で約185kcal、MCTオイル分は除く)ですし、ほとんどシャリがないので低糖質ともいえます。
筋肉&ダイエットの強い味方、MCTオイルで漬け込んだ鶏むね肉はしっとり、プリプリ。筋肉をつけたい方やダイエットを気にしている方は、ぜひこのシャリ極少、MCTオイルの筋肉&ダイエット恵方巻をお試しください。心置きなく、西南西を向いて1人で1本を無言で丸かじり、がっつりいっちゃうと、今年何か良いことがあるかもしれませんよ。
日清MCTオイル
美容や運動に関心の高い方の良質なエネルギー補給に
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。