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食材高騰が続く中、一年中安定した価格で手に入るきのこ類は生活の強い味方。栄養価も高く、低カロリーなので家に常備している方も多いのではないでしょうか。幅広い調理法で楽しむことができるほか、えのきたけの加工品、保存が効くなめたけも人気です。
今回はえのきたけの栄養や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介します。
えのきたけは人工栽培が主流で、旬はありません。天然物の場合は11月から1月にかけて旬を迎えます。流通しているものの多くは傘が小ぶりで長さのあるえのきたけですが、こちらは日光に当てずに栽培されたもの。天然物は茶褐色をしています。
えのきたけは長野県や新潟県、宮崎県などで栽培されています。なかでも長野県は国産えのきたけの6割以上を栽培。長野県はえのきたけ以外にも多くの種類のきのこを栽培していることでも知られています。
えのきたけの加工品として、味付けされた瓶詰めの「なめたけ」があります。
えのきたけは食物繊維が多く含まれていて、低カロリー&低脂質。ダイエット中の食材としてもおすすめです。
●低カロリー&低脂質
えのきたけは100gあたり34kcal、脂質は0.2gと低エネルギーで低脂質。ダイエットをしている方の中には、積極的に取り入れている方も多いのではないでしょうか。つくねや肉だんごなどのひき肉料理のかさ増しに活用してエネルギー&脂質オフ、パスタや焼きそばなど麺類のかさ増しに活用してエネルギー&糖質オフなど、かさ増し食材としても人気です。
●食物繊維を補える
えのきたけには100gあたり3.9gの食物繊維が含まれています。腸内環境を整えて、便秘や生活習慣病予防などに効果を発揮するほか、噛む回数をアップして満足感アップや消化を助けるはたらきもあります。
ほかにも余分な塩分を体外に排出するカリウムが含まれるほか、きのこ類の中ではビタミンB群が多く含まれているのが特徴です。
おいしいえのきたけの選び方は以下の3点です。
えのきたけは冷蔵・冷凍保存ができます。
●冷蔵保存
えのきたけは袋のまま冷蔵室に立てて保存します。立てて保存することで長持ちします。使いかけは袋から取り出して水気を拭き取り、キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて、口を軽く閉じて冷蔵室に立てて保存します。袋が結露している場合も、同様に袋から出して保存するのがおすすめです。
●冷凍保存
生のまま食べやすい大きさに切り、小分けにラップで包んで冷凍用保存袋に入れて保存します。加熱してから保存するとより長持ちします。炒めたり茹でたりしたえのきたけを、小分けにラップで包んで冷凍用保存袋に入れて保存します。
調理する際は凍ったまま味噌汁や炒め物、煮物などに入れて使用します。
えのきたけは一年中安定した価格で、ヘルシー。お財布にも体にも優しい食材です。ハンバーグや炒め物のかさ増しに、そのまま焼いてえのきステーキ、味噌汁やスープの具材など和・洋・中問わずいろいろな調理法で楽しめます。
オリーブノートではえのきたけを使ったレシピをご紹介しています。
北海道の郷土料理でおなじみのちゃんちゃん焼きですが、チーズを入れたり、野菜も好きなものを取り入れたりと、アレンジがしやすいメニュー。旬の秋鮭と野菜、きのこがたっぷり食べられるレシピです。
【プロが教えるパスタレシピ】アンチョビときのこのトマトソースパスタ
「お肉なしでもしっかりとうま味が出せる本格トマトソースのパスタ」です。きのこは食感もあるので食べ応えがあり、うま味が豊富なので肉の代わりにたっぷり入れることで満足感のある仕上がりになります。
ヘルシーでダイエットのイメージがある鶏むね肉ときのこを使ったレシピです。きのこもたくさん食べられて、ボリューム満点。マヨネーズを使うことで鶏肉もパサつかずしっとりと仕上がります。
えのきたけ以外にもしいたけやしめじ、エリンギなどいろいろなきのこと組み合わせることで、さらに旨味がアップ。食物繊維もプラスできますよ。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。