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「一日一個のりんごは医者いらず」ということわざをご存知ですか。医者も必要ないほど、りんごは健康効果の高い果物として知られています。りんごは世界中で食べられていて、同じようなことわざが各国にあります。
日本では2000種類の品種が流通しているりんごは、食べ比べできるのも楽しみのひとつです。今回はりんごの品種や栄養、おいしい食べ方などをご紹介します。
世界中で栽培されているりんご。国内では11月から2月にかけて旬を迎えます。貯蔵技術の発達により、通年で手に入れることができます。東北地方や長野県を中心に栽培されていますが、国内総生産量の半分以上を青森県が占めています。
りんごはさまざまな品種が流通していて、それぞれ収穫時期が異なります。ここからはりんごの品種についてご紹介していきます。
日本では約2000種、世界では15000種のりんごが栽培されていて、それぞれ収穫時期が異なるため一年を通して楽しめます。
●秋映
10月から流通する長野県の品種。水分が多く濃い赤色の見た目が特徴。
●紅玉
10月〜1月くらいまで流通する品種。小ぶりで酸味が強いので、アップルパイなどに使用されます。
●シナノスイート
「ふじ」と「つがる」を交配して作られた長野県の品種。たっぷりの果汁と甘みが特徴。同じく長野県の品種の黄金りんご「シナノゴールド」もあります。
●王林
福島県生まれの黄金りんご。酸味が控えめで甘さが強いのが特徴。
●ふじ
日本で一番栽培されている品種で、11月〜1月に多く流通しています。甘みと酸味のバランスがよく、蜜が多いのが特徴です。
りんごは食物繊維や有機酸などが含まれています
●食物繊維を補うなら皮つきがおすすめ
りんごは皮をむいたものより皮付きの方が食物繊維量が1.3倍多くなっています。よく洗って皮付きのまま食べるのがおすすめです。皮にはポリフェノールであるアントシアニンも含まれています。
そのまま食べるのが苦手な方は、すりおろしてヨーグルトに入れたり、スムージーにすると食べやすくなりますよ。
●有機酸が多く含まれる
りんごはリンゴ酸やクエン酸などの有機酸を含んでいます。リンゴ酸はその名の通りりんごから発見された成分です。有機酸には疲労回復効果があるほか、ホワイトニング用の歯磨き粉にも使用されています。
りんごにはほかにもカリウムやビタミンCなどが含まれています。
新鮮なりんごの選び方は以下の2点です
りんごは常温・冷蔵・冷凍保存ができます。
●常温保存
常温保存する際は、ひとつずつキッチンペーパーなどで包み、紙袋などに入れて冷暗所で保存します。
●冷蔵保存
冷蔵保存する際は、ポリ袋に入れて軽く口をしばります。へたを上にして冷蔵室で保存します。
●冷凍保存
冷凍保存をする際は、皮とへたを取り除き、薄切りにします。冷凍用保存袋に重ならないように平らに入れて、冷凍室で保存します。ほかにもすりおろしたり、コンポートにして冷凍したりする方法もあります。
ほかにもジャムや干してドライフルーツに加工することでも日持ちさせることができます。
りんごの甘みと食感を楽しむには、生がおすすめです。りんごは食べやすいくし切りが定番ですが、近年はスターカットが人気です。りんごを横にして、芯ごと輪切りにするのがスターカット。定番のくし切りに比べて切りやすく、皮も食べやすくなっています。さらに廃棄量が少なく食べられるところが多い、お子さんが持ちやすいなどいいとこづくし。
ほかにも煮詰めてジャムやアップルパイや、スムージーの材料、焼きりんごなどいろいろな食べ方ができます。りんごは焼き肉のたれやウスターソースなどの調味料に使われているほか、りんごを使ったお酢や、シードルやカルバドスなどのりんごを使ったお酒などもあり、食卓にも取り入れやすくなっています。
オリーブノートではりんごを使ったレシピをご紹介しています。
りんごとオリーブオイルは相性抜群!フライパンで作る餃子の皮のアップルパイ
餃子の皮で簡単に作れるアップルパイのレシピです。揚げたてを食べると、バリっとした餃子の皮と中からは、より甘味を増したりんごの果肉と果汁があふれだします。りんごの甘酸っぱい果肉と、オリーブオイルで控え目に揚げ焼きにしたさっぱり感が、相性抜群です。
ちょっとはずれだった、時間が経って水分が抜けてしまった、たくさん買って食べきれなかったりんごの救済策としておすすめの加工方法です。厚切りにすると乾燥に時間がかかるので、表面積を大きくして乾燥しやすくするのがポイントです。
りんごは一般的なスーパーでも数品種販売されていることも多く、食べ比べて好みの品種を探すのもおすすめです。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。