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2019年7月16日

MCTオイル(中鎖脂肪酸)ってなに?/オイルを学ぼう

中鎖脂肪酸とは

数年前、「ココナッツオイルが体に良い」と話題になったことがありました。実はそれは、ココナッツオイルに60%も含まれている「中鎖脂肪酸」の健康効果が注目を浴びたからだったのです。

MCTオイルとは、ココナッツオイルやパーム油から香りや風味を取り除き、中鎖脂肪酸の働きだけを抽出したオイルです。風味にくせがないので、どんな料理にも合わせやすいといわれています。

植物油は分子の形や長さによって特性が変わることは、以前の記事で「オメガ」についてご紹介した際に触れました。この中鎖脂肪酸は、分子が一般的な植物油よりも短く、中くらいの長さなので中鎖脂肪酸と呼ばれているのです。ちなみに一般的な植物油は分子が長く、「長鎖脂肪酸」と呼ばれる脂肪酸を含んでいます。

では、中鎖脂肪酸にはどのような効能が期待できるのでしょうか。

考える力になる

分子が短い中鎖脂肪酸は、一般的な植物油よりも炭素の数が少ないので、体内での分解が早く進みます。そして中鎖脂肪酸が分解されると、体内でケトン体と呼ばれる成分が生成されます。つまり中鎖脂肪酸は、効率的にケトン体に代わるのが最大の特徴なのです。

では、ケトン体にはどのような物質なのでしょうか。

かつては、脳を働かせる唯一のエネルギー源がブドウ糖だと考えられていました。しかしその後の研究で絶食時に脳が使っているエネルギー源を調べたところ、60%以上がケトン体でした。脳でブドウ糖が不足した場合、代わりにケトン体がエネルギー源として利用されることがわかったのです。

つまり、ケトン体は考えるためのエネルギーになる物質で、認知症の対策としても有効なのではないかと注目を集め、研究が進められています。

太りにくいエネルギー源

中鎖脂肪酸は分子が短いことで、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入れるため、一般的な植物油よりも4~5倍も早く消化吸収されます。そしてあっという間にエネルギーとなって消費されるので、皮下脂肪として体に定着しにくい構造なのです。

一方、一般的な植物油は腸から消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って体中に運ばれます。そして必要に応じて分解されたり、エネルギーを使わないようなら体内に貯蔵されたりします。つまり、消費エネルギー量が低ければ、皮下脂肪として蓄えられてしまうのです。

このように、中鎖脂肪酸は効率的にエネルギーになって燃えてくれるので、未熟児や手術後の患者さんのエネルギー補給など、医療現場で長年利用されてきました。最近では体に溜まりにくいエネルギーということで、ダイエット食品としても注目を集めています。

参考
日清オイリオ「MCTサロン」( https://www.nisshin-mct.com/ )
山田豊文監修「植物油の事典 料理に、美容に、植物油を自分で楽しむ」

イラスト:いとうひとみ

オイルの紹介

日清MCTオイル

日清MCTオイル

美容や運動に関心の高い方の良質なエネルギー補給に

中鎖脂肪酸はココナッツやパームフルーツなど、ヤシ科植物の種子に含まれる天然成分。その100%の油をMCTといいます。素早く消化吸収される効率的なエネルギーであり、考えるためのエネルギーであるケトン体も効率的に作り出します。MCTをオイルやパウダー、ゼリーなど、手軽に取り入れられるよう、様々な形態でラインアップしています。
企画:オリーブノート編集部
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