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こんにちは!過去10年間、毎年1万皿以上のパスタを作っていた男。パパイズムです。
プロと主夫の狭間に位置する私が、おいしいおうちパスタの作り方を伝授しましょう!というこのコーナー。
今回は旬のホタルイカを使って「プッタネスカ」と呼ばれるパスタを作っていきます。プッタネスカとはオリーブとケイパーを使って作る少し酸味のあるトマトソースパスタ。忙しい人でも簡単に作れることから娼婦風スパゲッティとも呼ばれます。
でも、ケイパーはなかなか家庭で使う機会がなく、余ったら困るので代わりに梅干しの果肉を使います。
<調味料>
1. まずは材料の下処理から。にんにくは皮を剥いてみじん切りにします。
今回は酸味のある濃厚ソースにしたいので、ソース全体にしっかりとした風味をつけるためです。
ホタルイカは目玉、嘴、背中の筋を取って下処理。
2. お湯(茹でる用)に塩(茹でる用)を溶かして沸かしパスタを茹でます。表記時間のマイナス1分で茹でると芯が残ってぷりぷり食感のアルデンテに仕上がります。
慣れないうちはソースが完成してから茹ではじめても大丈夫。このソースには1.6〜1.7mmのパスタがよく合います。
3. パスタを茹でている間にソースを作ります。フライパンにオリーブオイルと輪切り唐辛子、にんにくのみじん切りを入れて中火にかけ、にんにくにほんのりきつね色がつくまで(30秒程度)炒めます。
4. 梅干しの果肉を追加して炒め、ホタルイカを入れる。この時油跳ねに注意してください。フタをしながら炒めてもOKです。
5. ホタルイカに火が入ったら、トマトダイスカット缶、黒オリーブスライス(あれば)、塩を入れて水分が半分くらいになるまで煮込んでいきます。(1〜2分)。煮込みが終われば火を止めてパスタの茹で上がりを待ちます。
6. パスタが茹で上がったらナベから直接フライパンに麺をソースに移して、手早く絡めていきます。
7. 器に盛り付け、仕上げに色味でパセリを振れば完成
さあ、今回はとっても簡単に、かつ本来はケイパーを使う所を梅干しの果肉で代用してプッタネスカを作りました。
これが、、、おいしい!!ホタルイカのくにゅくにゅした食感、その中にワタの苦みを力強い梅トマトソースが受け止めて絶妙なバランスです。本場のプッタネスカに負けず劣らずの傑作パスタになりました。是非お試しください!
毎日の料理作りが少しでもおいしく、ラクになりますように。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。