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ブロッコリーの白いもの、という認識も強いカリフラワー。なんとなく栄養がなさそう、どうやって食べるの?と思っている方も多いのではないでしょうか。カリフラワーにも多くの栄養が含まれていて、サラダや和え物、炒め物などさまざまな料理に活用できます。
今回はカリフラワーの栄養や保存方法、おいしい食べ方などをご紹介します。
カリフラワーは11月から3月にかけて旬を迎える野菜です。真っ白い見た目はブロッコリーのつぼみの色が変異してできたと言われていて、1960年代にはホワイトアスパラガス、セロリとともに人気の白い野菜となりました。徳島県や愛知県、茨城県をはじめ、全国で栽培されています。
真っ白い定番のホワイトカリフラワーのほかに、つぼみがオレンジ色のオレンジカリフラワー、紫カリフラワーなどの種類があります。カリフラワーとブロッコリーを交配した、ごつごつしていて黄緑色のロマネスコもあります。最近は食べやすいスティックカリフラワーも流通しています。
カリフラワーにはビタミンCや葉酸などが含まれています。
●ビタミンCが豊富
カリフラワー100gには81mgのビタミンCが含まれています。1日のビタミンC摂取推奨量は100mgなので、カリフラワーの小鉢ひとつで約半日分を補うことができます。水に流れやすい栄養素なので、茹ですぎには注意しましょう。
●造血ビタミン葉酸
カリフラワーには葉酸もしっかり含まれています。葉酸は造血ビタミンとも呼ばれ、赤血球を作るために必要なビタミンです。通常あまり意識して摂ることはないかもしれませんが、妊娠期・授乳期には普段より多く取ることが定められている栄養素です。また妊娠を予定している方も意識して摂りたい栄養素です。
ほかにもカリウムや食物繊維、微量ですが野菜の中ではたんぱく質やカルシウムが多く含まれています。
おいしいカリフラワーの見分け方は以下の3点です。
カリフラワーは冷蔵・冷凍保存ができます。
●冷蔵保存
冷蔵保存する場合、新聞紙やキッチンペーパーで包んで、ポリ袋に入れます。軽く口を縛り、野菜室につぼみを上にした状態で保存しましょう。カリフラワーは鮮度が低下しやすいので、すぐに食べない場合は小房に分けて固めに下茹でして、冷蔵室で保存しましょう。
●冷凍保存
冷凍保存する場合、小房に分けて固ゆでします。水気を拭き取り、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。凍ったまま炒め物やスープに使用するほか、電子レンジで解凍して和え物などにも活用できます。
カリフラワーはくせがなく、どんな味付けとも相性抜群。茹でてシンプルにマヨネーズを付けたり、サラダのトッピング、和え物やお浸し、炒め物、フライや天ぷらなどさまざまな食べ方ができます。
オリーブノートではカリフラワーを使ったレシピをご紹介しています。
【ファイトケミカルレシピ】カリフラワーのポリポリペペロンチーノ
ピリッと辛くてポリポリした食感で、お酒にもピッタリなイタリアンおかずです。カリカリのベーコンとにんにくの香りが食欲をそそります。カリフラワーはゴロゴロにカットしているのでたっぷりオイルを吸い込んで食べごたえも十分。
ポリポリ食べられ、手が止まりません
オリーブオイルでマリネした野菜をその名の通りぎゅうぎゅうに詰めてオーブンで焼いただけのシンプルなレシピをチーズフォンデュにアレンジ。丸ごと一個使ったカマンベールの豪華なチーズフォンデュで、野菜のおいしさをたっぷり味わえます。
スパイス香る夏野菜の重ね煮カレーとヘルシーなカリフラワーライス
こちらのレシピでは市販のカリフラワーライスではなく、カリフラワーから作るレシピを紹介しています。ごはんに比べて糖質が低く、ビタミンも含まれるのでヘルシーにカレーを食べたい時におすすめです。
旬の季節にはスーパーでもよく見かけるカリフラワー。自分で買ったことはない、という方も、今年はぜひ食卓に取り入れてみてくださいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。