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2020年5月19日

しらすの旬はいつ?栄養と美味しい食べ方

しらすの旬はいつ?栄養と美味しい食べ方

春と秋、年に2回旬があるしらす。春は3~5月に旬を迎え、旬の時期は生しらすも出回ります。ご飯のお供はもちろん、パスタやピザ、アヒージョなどイタリアンとの相性もぴったりです。

しらすは小さくても不足しがちなカルシウムやビタミンをしっかり補うことができる、優秀な食材。今回は、しらすの栄養や選び方をご紹介していきます。

しらすについて

主にカタクチイワシの幼魚をしらすと呼びます。旬の時期は生しらすを味わうことができるので、この時期を楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。しらすを塩水で茹で上げたものが釜揚げしらす、それを干したものが、しらす干しやちりめんじゃこなどになります。水分量が多いものはふわっとして食べやすく、乾燥したものは日持ちし、旨味が凝縮しているのが特徴です。

ちなみに「しらす」として売られ、食されているのは主にカタクチイワシの稚魚ですが、カタクチイワシ以外にもマイワシやウルメイワシの稚魚もしらすとして流通しています。流通量はカタクチイワシの稚魚が最多となります。

名前の由来

「しらす」という名前の由来をご存知でしょうか?時代劇でよく見かける白い砂利の敷かれた裁きの場所「お白州」からきていると言われています。

しらすの旬と産地

しらすは3~5月の春と、9~10月の秋に旬を迎える食材です。兵庫県や静岡県、愛知県などが主な産地で、関東では湘南・江の島のしらすが有名ですね。

しらすには禁漁期間があるのも特徴です。静岡県では1月15日から3月20日を禁漁期間として定めており、それ以外の期間に漁が行われています。

春と秋のしらすの違いと生しらす

漁の最盛期は春漁と秋漁、その違いは

  • 春しらす:小ぶりながらぷりぷりしておいしい
  • 秋のしらす:脂がのっておいしい

となります。それぞれに旬ならでの美味しさがあります。

「生しらす」に限っては、通常水揚げされた当日にしか食べる事ができません。足が速く、鮮度が急激に落ちてしまうので、漁港など、収穫された現地に行楽がてらに食べに行くことが楽しく、美味しいのでおすすめです。

しらすの栄養

しらすは頭から尾まで、丸ごと食べられる魚です。そのため、骨や歯を強くするカルシウムやビタミンDをしっかり補うことができます。

カルシウム

しらすには、カルシウムが豊富に含まれています。その量は100gあたり210mg。成人女性の一日のカルシウム推奨量のうち、約1/3を摂ることができます。

カルシウムは骨や歯を強くする重要な栄養素で、不足すると将来骨粗鬆症のリスクが高まります。日本人は一日のカルシウム摂取量が不足しているという報告もあり、積極的に摂取したい栄養素です。

ビタミンD

しらすには、カルシウムが豊富に含まれています。その量は100gあたり210mg。成人女性の一日のカルシウム推奨量のうち、約1/3を摂ることができます。

カルシウムは骨や歯を強くする重要な栄養素で、不足すると将来骨粗鬆症のリスクが高まります。日本人は一日のカルシウム摂取量が不足しているという報告もあり、積極的に摂取したい栄養素です。

塩分に注意

一方しらすは、塩ゆでされたものが多く出回っているため、食べ過ぎると塩分の多量摂取の原因にもなります。市販の釜揚げしらすを再度茹でることで塩抜きができるため、塩分が気になる方や、離乳食などに活用する場合は試してみて下さい。

また、最近では減塩タイプのしらすも市販されているため、そちらを活用するのもおすすめです。

しらすの選び方

しらすを選ぶポイントは、以下の3点です。

  • 身の大きさが均一なもの
  • 身がふっくらしているもの
  • 頭から尾までしっかり付いているもの
しらすの選び方

身が反ってしまったり、折れてしまったり黄ばんでしまっているものは避けましょう。

しらすの保存方法

釜揚げしらすは水分が多く、日持ちしない食材です。買ってきたら新鮮なうちにすぐ食べるのがよいですが、食べきれない場合もありますよね。そういった場合、冷蔵保存、冷凍保存ができます。

冷蔵保存

ふたがしっかり閉まる容器に入れましょう。パーシャルとは、-3℃付近に設定され、食品を微凍結状態にする保存方法です。冷蔵庫によっては、専用の場所や、冷蔵室内に区切られて設定されていることがあります。パーシャル室がない場合は、チルド室(約0℃~約2℃)なども活用できます。

通常の冷蔵室の温度帯は約3℃~約6℃としらすには少し高めのため、冷蔵室で保存する際は、数日で食べきるようにしましょう。

冷凍保存

ジッパーつき袋に入れ、しっかりと空気を抜いて平らにして保存します。使用するときは折って使う分だけ取り出します。またラップに小分けに包んで冷凍することもできます。

乾燥させるのもおすすめ

ざるなどに広げて乾燥させることで水分を飛ばし、保存性を高めます。ゴミが入ったり虫がつかないよう、網などをかぶせ天日干しして下さい。

旬のしらすの美味しい食べ方

加熱せずにそのまま使用できるしらすは、家にあるととても便利です。特に、旬のしらすはふっくらとした身に、旨味がぎゅっと凝縮されています。おいしく食べるために、まずは、定番の楽しみ方をご紹介します。

(しらす丼)

ねぎや卵を加えてご飯にのせ、醤油を垂らせばそれだけで旬のごちそうになります。納豆と組み合わせると、カルシウムをさらに補えるだけではなく、骨を丈夫にするビタミンKを補うこともできます。火を使わないので時短メニューとしてもおすすめです。

(しらすおろし)

大根おろしと合わせるシンプルな組み合わせは、旬のしらすの旨味や甘みをより感じられる食べ方としておすすめです。大根おろしもしらすも消化によいので、食欲がない時や、胃腸の調子が優れないときにはぜひ取り入れてみて下さい。

そのほかにも、オリーブノートではしらすを使ったレシピを紹介しています。

オリーブオイル香る、旬のタケノコとしらすを使った和風ペペロンチーノ

オリーブオイル香る、旬のタケノコとしらすを使った和風ペペロンチーノ

しらすに含まれるビタミンDは脂溶性ビタミンと呼ばれ、油と相性のよいビタミンです。オリーブオイルと合わせることで、吸収率アップ。山椒が香る和風のペペロンチーノとしらすの塩気がぴったりです。

MCTオイルをつかった秋刀魚としらすの炊き込みご飯

MCTオイルをつかった秋刀魚としらすの炊き込みご飯

生姜たっぷり、スパイシーな炊き込みご飯。お出汁をかけてもおいしく食べられます。さんまと合わせて、ビタミンDをしっかり補うことができます。

オリーブオイルでしらす丼をもっとおいしく

オリーブオイルでしらす丼をもっとおいしく

シンプルなしらす丼の簡単アレンジです。オリーブオイルを垂らすだけで、しらすがまろやかにな味わいに。疲れた日の時短レシピとしてもおすすめです。

まとめ

一年中手に入るしらすですが、旬の時期は旨味も栄養もアップ!鮮度のよいものを選んで、おいしく食べましょう。

企画:オリーブノート編集部
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