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近年テーマパークのイベントなどで、日本でも少しずつ認知度が上がってきているイースター。復活祭とも呼ばれるイースターは、イエス・キリストの復活を祝い、カラフルな卵の飾りや卵を使った料理が並びます。
鮮やかな黄色が特徴の卵は春を感じるのにぴったりの食材です。今回は卵の栄養や保存方法、おいしく食べるレシピなどをたっぷりご紹介していきます。
卵は有精卵の場合、2〜4月が旬と言われていますが、ほとんどが無精卵のため旬はありません。ですが春はイースターや温かい色味など、卵は春を感じる食材のひとつとして人気です。
卵は茨城県や千葉県、鹿児島県などを中心に全国で生産されています。
スーパーで卵を購入する際、「Mサイズ」「Lサイズ」などがあるのをご存じですか。鶏卵の大きさは農林水産省により定められており、SSからLLまで、6つに分類されています。これ以外に規格外の卵を混ぜたミックス卵なども販売されています。
また卵には赤玉と白玉があります。この差はずばり鶏の種類によるもの。赤玉は産卵数が少ないため、一般的に白玉より高値で販売されていますが、栄養的に差はありません。
卵は完全栄養食品に近いと言われるほど、さまざまな栄養素をバランスよく含んでいます。
卵は体内で合成できない必須アミノ酸を豊富に含んでいます。たんぱく質もしっかり補うことができるため、筋力アップやダイエット中の人にも人気です。
免疫に関わるビタミンAや、ビタミンB群などが豊富に含まれています。栄養素の代謝や肌の健康維持に関わるビオチンやビタミンB2が多いのも特徴です。一方ビタミンCや食物繊維は補えないため、ほかの食品と組み合わせてバランスよく食べましょう。
卵の鮮度は残念ながら割ってみないと見極めるのは難しいです。表面が綺麗でひび割れがなく、なるべく賞味期限が先のものを選びましょう。
割ったときに黄身が盛り上がっていて、白身に弾力があるものが新鮮な証拠です。
卵の基本は冷蔵保存です。いくつかポイントがあるため、しっかり押さえて長持ちさせましょう。
●パックのまま保存
卵はパックのまま保存するのが基本。卵の殻には菌が付着している場合があるため、パックのままが安心です。とはいえ洗うのはNG。余計に菌が入り込みやすくなってしまいます。
●尖った方を下にして保存
卵の丸い方には空気が入っており、そこから呼吸をしています。そのため尖った方を下、丸い方を上にして保存するのがポイントです。中に微生物を入り込みにくくするメリットもあります。
●ドアポケットはNG
ドアポケットに卵を入れるスペースがある冷蔵庫もあるかと思います。しかしドアポケットは冷蔵庫の開閉による温度変化や衝撃があるためおすすめできません。冷蔵庫保存の際はパックのまま、冷蔵庫の奥で保存するのがおすすめです。
●ゆで卵は意外と傷みやすい
加熱すれば安心の食材もありますが、卵の場合茹でることで傷みやすくなります。ゆで卵を保存する場合は固ゆでにし、密閉できる容器に殻付きのまま保存します。日持ちは2〜3日です。
ネットでは卵の冷凍保存方法もたくさん紹介されていますが、雑菌が繁殖しやすいためおすすめできません。特に殻付きでの冷凍は避けて下さい。冷凍保存する場合は卵を割りほぐし、冷凍用の密閉容器などに入れ冷凍庫で保存し、しっかり加熱して調理しましょう。
新鮮な卵はシンプルに卵かけごはんが絶品。ほかにもすきやきやカルボナーラなど、鮮度のいいものは生でおいしく食べるのがいいですね。忙しい朝には、サクッとスクランブルエッグや目玉焼き、お弁当のおかずにゆで卵や卵焼き、時間のあるときにはオムライスや天津飯など、メニューも豊富で食卓の彩りになるのが卵のいいところ。栄養も豊富などで積極的に食卓に取り入れましょう。
ここからはオリーブノートで紹介している卵を使ったレシピをご紹介します。
茶碗蒸しの難しさは「料理は卵に始まり卵に終わる」、と言われるほど扱いが難しい料理です。失敗も多い料理ですが、このレシピではプルンとおいしく、しかもメインディッシュになるほどに仕上げています。仕上げにさらっとしてクセのないMCTオイルをかけてちょい足しすれば、なめらかさがアップして、まさにごちそう茶碗蒸しが完成します。
グリーンアスパラのグリルとベーコンのスクランブルエッグ/イルキアッソ平雄次
これからが旬のアスパラを使用した、シンプルかつワインに合うレシピです。卵は半熟でも、分量を増やしてオムレツ風にすることもできます。見た目から春らしいこの時期にぴったりの一品です。
購入するのが当たり前のマヨネーズですが、たまには手作りしてみてはいかがですか。ここでは卵黄を使った定番レシピをご紹介しています。春野菜をディップして食べるだけでも、とっておきのごちそうになりますよ。
冷蔵庫に常にある卵も、実はきちんとした保存方法を知らなかった、という方も多いのではないでしょうか。この機会に鮮度を保つ保存方法を押さえて、卵をおいしく味わいましょう。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。