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2021年3月16日

タケノコの旬はいつ?栄養と美味しい食べ方

タケノコの旬はいつ?栄養と美味しい食べ方

春の味覚のひとつ、たけのこ。タケノコごはんや煮物、天ぷらなどおいしい食べ方がたくさんありますね。タケノコは漢字で「筍」と書くように、1旬(10日)で成長することが名前の由来です。
今回は旬のタケノコの保存方法やおいしい食べ方、基本の下処理などをご紹介していきます。

タケノコの旬と産地

タケノコは主に3〜5月に旬を迎える食材です。鹿児島県や熊本県など暖かい地域から収穫され、徐々に徳島県や京都府、千葉県、茨城県産が流通します。えぐみがあるイメージですが、堀りたては生で食べられるほど柔らかくえぐみが少ないのが特徴です。
タケノコは一般的に出回っている孟宗竹(もうそうちく)のほかに、えぐみが少なく淡泊なのが特徴の淡竹(はちく)、アクが強い真竹(まだけ)などがあります。また東北地方や北海道では、親指ほどの太さの根曲がり竹も流通します。

  • ルイーザ(LUISA)

タケノコの栄養

タケノコは食物繊維やカリウムなどが多く含まれています。

食物繊維がしっかり補える

タケノコには食物繊維が含まれています。その量は茹でた状態のタケノコ100gあたり3.3gです。ラーメンにメンマをトッピングすれば、バランスが偏りやすいメニューでも食物繊維を補うことができます。ただし塩分は強いので食べ過ぎには注意しましょう。

むくみ対策に重要なカリウム

タケノコには体内の水分コントロールに重要なカリウムも多く含まれています。余分な塩分を体外に排出するはたらきがあり、むくみ対策にも効果的です。

タケノコの選び方

タケノコの選び方

おいしいタケノコを選ぶポイントは以下の5点です。

  • 皮が薄茶色でツヤがあるもの
  • 穂先が黄色っぽいもの
  • ずんぐりと太く短い形のもの
  • 持ったときにずっしりと重いもの
  • 切り口が白くみずみずしいもの

穂先が緑や黒っぽいものはえぐみが強い可能性があります。また日が経つにつれえぐみは強くなっていくため、切り口が新鮮なものを購入し、購入後はすぐに調理しましょう。

タケノコの下処理方法

えぐみやアクのあるタケノコは下処理が重要です。難しいイメージもありますが、コツを押さえて季節の手仕事にしましょう。

  1. タケノコを丁寧に洗い、穂先を5cm程度、根元のかたい部分を1cm程度切り落とす。
  2. 縦に2cm程度切れ目を入れる。茹で上がったとき皮が剥きやすくなるほか、アクも抜けやすくなります。
  3. 鍋にタケノコを入れ、かぶるくらい水を入れる。米ぬかひとつかみと赤唐辛子1~2本を入れる。米ぬかがない場合、生米や米のとぎ汁でも代用できます。
  4. 落としぶたをし、強火で加熱する。沸騰したら弱火にし、1時間煮る。
  5. 根元に竹串を刺し、スッと通ったら火が通っている証拠。火を止め、鍋のまま冷ます。ゆるやかに冷ますことであくが抜けやすくなります。
  6. 水でぬかを洗い流し、皮を剥く。穂先の固い部分を切り落とす。

ここまでできたら、あとは食べやすい大きさに切り調理に活用して下さい。

タケノコの保存方法

タケノコは新鮮なうちに下処理をするのが重要です。ここでは下処理後の保存方法をご紹介します。

冷蔵保存

冷蔵保存する際は下茹でしたタケノコを適当な大きさに切り、清潔なふた付き容器に入れます。タケノコがかぶるくらい水を入れ、冷蔵庫で保存します。水は毎日取り替えて清潔に保ちましょう。

冷凍保存

冷凍保存する際は下茹でしたタケノコを、繊維を断ちきるように切っていきます。冷凍用保存袋にだし汁と一緒に入れ、平らにして冷凍庫で保存します。この方法で冷凍保存することで、タケノコがスカスカになったり筋っぽくなるのを防ぐ効果があります。だし汁は和風だしのほか、コンソメや鶏ガラスープでも。解凍する際はそのまま調理してスープごと使用することも、タケノコだけ取り出して使用することもできます。

旬のたけのこの美味しい食べ方

旬のタケノコはシンプルな炊き込みごはんや土佐煮など、その上品な味わいを生かせる和食がホッとしますね。苦労して下処理したタケノコは、何にアレンジしようか迷ってしまいます。
もちろんパスタでイタリアン風に、定番チンジャオロースーで中華にも変身します。オリーブノートではさまざまなレシピを掲載しているので、メニューに迷ったときは参考にしてみてくださいね。

オリーブオイル香る、旬のタケノコとしらすを使った和風ペペロンチーノ

通常赤唐辛子で辛味を出すペペロンチーノに、山椒を加えることで一気に和風に。しびれる辛さと爽やかな香りがタケノコと相性抜群です。同じくこれから旬を迎えるしらすもたっぷり使用した、季節を感じる一品です。

オリーブオイルで作る焼きタケノコ飯

定番のタケノコごはんをひと手間。タケノコを薄く切ってやや濃いめの出汁で煮てからオリーブオイルで焼き、炊き込みごはんにしたレシピです。ごはんの炊きあがりが水っぽくならず、驚くほどのコクと香ばしさが楽しめます。

超簡単チンジャオロースーで快眠物質トリプトファンを摂取/時短レシピ

タケノコの定番料理、チンジャオロースーを10分で作るレシピです。夕飯のメインディッシュに最適ですが、材料を全て細切りにしておけば、あとは朝起きてからフライパン一つでチャチャッと完成。これ1品で肉も野菜も摂取できます。

まとめ

下処理が面倒なイメージのタケノコですが、ぜひこの機会にマスターしてはいかがですか。市販の水煮タケノコも上手に活用しながら、食卓で春を感じましょう。

企画:オリーブノート編集部
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