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食欲の秋に欠かせない食材のひとつ、きのこ。今回はまいたけに着目しました。きのこ類は一年を通して価格変動が少なく、食材高騰が続く昨今のお助け食材。旨味や香りも強く、栄養価も高くおすすめです。
この記事ではまいたけの栄養や選び方、保存方法などをご紹介していきます。
まいたけはきのこが重なって舞うように見えることや、見つけると舞ってしまうほど嬉しいことからその名が付いたと言われています。香り・味ともに優れたきのこで、天然物は少なく希少です。1970年代から人工栽培が普及し、食卓に広がるようになりました。
人工栽培のため旬はないですが、10月〜12月は流通量が多くなります。新潟県、静岡県、福岡県を中心に栽培されています。
まいたけは、色が茶褐色のまいたけと、色が白い白まいたけがあります。通常のまいたけは食感がよく、白まいたけは柔らかく香りが控えめです。白まいたけは煮汁にきのこの色が出ないので、上品に仕上がります。
まいたけは低カロリーで栄養価も高く、ダイエット食材としてもおすすめです。
●食物繊維豊富で低カロリー
まいたけ100gあたりのエネルギーは22kcalと低カロリーでダイエット中の方にもおすすめの食材です。食物繊維も3.5g含まれているので、腸内環境を整え、噛みごたえアップや料理のボリュームアップにもぴったりです。
●β-グルカンはきのこ類トップクラス
きのこ類に多く含まれるβ-グルカンはトップクラス。β-グルカンは食物繊維の一種で、免疫機能に関わり、近年はアレルギー症状緩和実験も行われています。
●天日干しでビタミンDアップ
まいたけは、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含んでいます。ビタミンDは、人間が太陽の光を浴びた際、皮膚でも生成されるビタミンです。まいたけを購入後、1時間程度日光に当てるだけでビタミンDが増加します。重ならないように広げて、風通しのよい場所に干しましょう。
おいしいまいたけの選び方は、以下の3点です。
まいたけは冷蔵・冷凍保存ができます。割らないよう丁寧に扱いましょう。
●冷蔵保存
パックごと保存する場合、通気性をよくするためパックに数カ所穴を開けて冷蔵室で保存します。フォークを使用して穴を開けるのがおすすめです。
開封後はキッチンペーパーなどで包んで、ポリ袋に入れて保存します。
●冷凍保存
食べやすいサイズに手で裂いて、チャック付き保存袋に平らに入れて冷凍室で保存します。使用する際は凍ったまま炒め物や味噌汁に入れて、加熱調理して下さい。軽く茹でて火を通してから冷凍保存することもできます。
手で裂いて手軽に調理できるまいたけ。バターで炒めたり、炊き込みごはんや天ぷら、汁物にしたりなど、いろいろな料理に活用できます。水に弱いので、洗わずにそのまま使用しましょう。オリーブノートでは、まいたけを使ったレシピをご紹介しています。
きのこの旨味と香りが魅力のディップレシピを紹介しています。バゲットにつけて食べるのがおすすめ。カルシウムを含むクリームチーズにビタミンDを含むきのこ、そしてオリーブオイルという、ばっちりの組み合わせです。
鶏むね肉ときのこをたっぷり使った一品。きのこもたくさん食べられるので、ボリュームも満点。マヨネーズとポン酢がマッチします。ダイエットや筋肉つけたい人はもちろん、子供も好きな味付けです。
まいたけはお鍋の具材としてもぴったり。きのこの旨味が染み出したお出汁と、エキストラバージンオリーブオイルは意外と合うんです。鍋を食べ進めたときの味変としてもおすすめです。
きのこ類は一年を通して価格の変化が少なく、節約食材としてもおすすめです。ほかのきのこと合わせて食卓に取り入れてみて下さいね。
ヘルシーで様々な効能を持ったオイルへの注目が高まっています。中でもオリーブオイルの消費量は大きく伸び、同時に、ココナッツオイル、アルガンオイル、亜麻仁油、MCTオイルなど、なじみのなかった様々なオイルも注目されるようになってきました。
しかし、私たち日本人の日常的な食卓では、その活躍の幅はまだまだ狭く、真新しいノートのように真っ白な状態ではないでしょうか。 Olivenoteでは、読者の皆様の意見やオリーブノートアンバサダーへの参加を募りながら、カラダに美味しいオイルを中心に、楽しく健康的な食卓を築いて行ける情報を綴ってゆきます。